一人暮らしでも銀行口座は使い分けるべき
家計簿ソフトで銀行口座のお金の流れを見ていて、給料振込み口座ひとつで何でもやろうとするのは良くないなぁと思った
口座がひとつだけだと、お金にだらしなくなる
毎月給料が振り込まれる給料振込み口座は、使いすぎなければお金がなくならないので、クレジットカードの支払い先や公共料金の引き落とし先に指定しておくと便利だったりする
銀行口座がそれひとつだけの場合、毎月給料の振込みがあってお金が増えた後に、必要なだけの現金をATMからおろして、引き落としがあって、残った分が貯蓄って感じになる
でも、そんなことやってると、お金の使い方がいい加減になるし、毎月の貯蓄にまわす額も安定しない
入ってくるお金を気にするよりも、出て行くお金や残すお金を意識してしっかり管理するべきなのだ
そのためにまず生活費用口座
大事なのは、出て行くお金
だから、まず生活費用口座を作って、そこに給料振込み口座から生活費を入れる
いくら入れたらいいのか意識することによって、毎月の出て行くお金を意識できるようになる
生活費用口座から出て行くお金の例としては
- 家賃
- 電気代
- 水道代
- ガス代
- NHK受信料
- 固定電話代
- 食費
こんな感じ
生活に必要で、毎月だいたいいくらかかるっていう予算の立てられるものをこの口座から出すようにする
お小遣い用口座を作ろう
出て行くお金の管理用としてもうひとつ、お小遣い用口座も作る
こちらから出て行くもの例としては
- クレジットカードの支払い
- 携帯電話料金
- プロバイダ料
- 欲しいものがあって、現金をATMからおろす場合はここから
こんな感じ
公共料金をクレジットカードで払いたい場合は、面倒だけどカードを二つ作った方がいい印象
携帯電話料金を固定電話と別にしたのは、なんとなく携帯電話って贅沢品な気がしたから
絶対必要、貯蓄用口座
貯蓄しないなんて、ありえない
まず一番最初に給与振込み口座から移さないといけないお金だと思う
毎月いくら貯蓄にまわすって決めたら絶対にその額をこの口座に移しておく
貯蓄口座は目的別に複数あっても良い
っていうか、お金は目的を持って貯めなきゃ貯まらない
それから、長期的な貯蓄と、旅行代の積み立てなど短期的な貯金は一緒にしてはいけない
貯蓄用口座には、ネット銀行が金利高めでおすすめ
給与振込み口座の役割
給与振込み口座の役割は、給与の振込み先ということだけにする
給料は振り込まれたらすぐに別の口座に移動させてしまう
このお金の移動を自分でやることによって、いくら入っていくら出て行くのか、自分のお金を具体的に意識できる
最近は、セブン銀行のATMひとつで、複数の銀行のキャッシュカードが使えるから便利
あと、ネットバンキングで同じ銀行の口座間なら手数料無料だとか、なんか方法はいろいろあるから活用しよう
お金にちょっと余裕があるなら、この口座に十数万円くらいプーリングさせておくと、急にお金に必要なときに助かるかも
お金に困ってしまったとき、貯蓄口座に手をつけるのは、できれば一番最後にしたいから
絵にするとこんな感じ
インプットひとつに、アウトプットふたつ
生活費用と小遣い用を別にする理由は、生活費は毎月の出費がほとんど固定で変動しないのに対し、小遣いは自分の裁量で自由に増やしたり減らしたりできるから
収入が少なくなって厳しくなったら、小遣い用口座に入れる金額で調整しよう
それから小遣い用口座のお金は余ったら、貯蓄用口座に定期的に移すようにした方がいいと思う
とにかく予算を立てるのが大事
このように、口座を複数管理してお金を移動させることを考えると、いくら動かしたらいいのかを考える必要が出てくる
毎月生活費はいくら必要で、収入は手取りでいくらか、じゃあいくら貯蓄に回せるのか、お小遣いはいくら欲しいのか
家計簿を見て、毎月悩むことになるだろう
でもそうやって今のお金のことを考えることができると、将来のことを具体的に考えることができるようになる
今月はどうだった、来月はどうだ、じゃあ1年後はどうなってる? 5年後は? 10年後はこうなりたいってな具合
きっと、こういうの考えるのは楽しいと思うんだけどなヽ(´ー`)ノ