かつてインフレの時代があった
でと、こんな話をしたのは、あれ、団塊世代より上の人々というのは、そういう世界のなかで貧しく苦しい青春時代を過ごしたから、インフレ怖い怖い、だし、貯金して金利がたくさんつくとすごく嬉しいからアルゼンチン債とか買っちゃう、郵貯解体いかんとか、そういうことですよ。
私のベースはインフレ世界かな - finalventの日記
そーかー、インフレ怖い( ゚д゚)
私には想像もつかないけど、かつてそういう時代があったんだと
今、リフレ政策だとか、デフレ脱却だとか、インフレにしなきゃダメだとか、一度でいいからバブル経験してみたかったとかいうけど、いざインフレになったら、それはそれで大変なんだ
サラリーマンの給与は低く、そして物価は上がるわけです。
考えてもみりゃ、インフレになったからって勝手に給料が上がっていくわけではない
労働者は、インフレになって生活が苦しくなっていくことに耐えながら、経営者と賃上げ交渉をして戦っていかなければならない
労働組合だの春闘だのなんて今や私たち若者にとっては「何それ」的なものだけど、それがすごい重要だったわけなんだろう
インフレになる、インフレにするっていうのがどういうことなのか、それを望むならば、知っていなければならない
かつてインフレに苦しめられ、インフレを憎み、インフレを何とかしたかった人たちがいたことを、憶えていなければならない
インフレは、何にもしないで勝手にお金が増えてく魔法の泉じゃないんだよ、と
結局みんな労働者はお金に苦しめられて生きてんだ
ああ、生きてくことは辛いんだなぁ
きっと、いつの時代も辛いんだよ、いままでもこれからもずっと
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