さすがにインターネットの歴史も十数年になってくると、古い情報がノイズになってくるのかな

ところが、SimpleDateFormatにこういう問題があることを知らない人は意外と多いのか、最近開発されたフレームワークとかカスタムタグライブラリとかでも平気でSimpleDateFormatを使っていたりします。かなり危険だと思います。

http://neta.ywcafe.net/001154.html

 知らないでSimpleDateFormat使ったプログラムを書きまくってましたが(´Д`)?


 SimpleDateFormatを使うと何ができるかというと、String型になっている日付の入力値を、Date型にすることができる。
Date型にすれば、日付の計算が簡単にできるし、データベースに入れることもできるので、かなり重宝していたクラスです。


 なぜ私がSimpleDateFormatを使っていたかというと、Googleで検索したらSimpleDateFormatをおすすめする記事が記事がいっぱいヒットするからですよ!
java 日付 変換 - Google 検索
たしかに上位の記事が書かれたのは2005年とか2006年とか古いです。


 スレッドセーフじゃない問題を知らない人が多い理由は、その問題で悩む人の方が少数なのでしょう。スレッドセーフという言葉が重要になってくるのは、マルチスレッドプログラミングの場合です。そういう規模の大きい開発に携われる人の中でも更にスレッドセーフ問題を考える人は限定されていて、日本の多くのプログラマはスレッドセーフの本当の意味もよくわかってないかもしれません。私もあんまりよくわかりません。


 マルチスレッドの中でスレッドセーフじゃないと何が問題かというと、タイミングによってはエラーになったり、違うスレッドに渡されるべき結果が帰ってきたりするってことだと思います。これはとても発見しにくくて原因がわかりにくいバグになります。


 この問題、マルチスレッドなんてよくわかんないし、そんな難しいプログラミングしてるつもりないから自分は関係ないやーと思った人ほど危ないです。
 昨今のプログラミングはフレームワークを使う場面が多く、プログラマ自身がよくわかっていないうちにマルチスレッドプログラムの一部分を作っていたりするので、気をつけられるなら気をつけた方がいいと思います。


 で、何が言いたいかというと、インターネットもため込む情報が大きくなりすぎて、ところどころ腐ってきてんのかな、と。
 検索エンジン中心型インターネット活用の限界なのか。SEO的な理由で、アクセスを集める記事が上位に来る。ということは、新しい記事が古い記事に勝てないということが起こる。それは、ある場合には望ましい動作で、ある場合には望ましくない結果になるわけだ。ジレンマだよね。
 インターネット発展期には、インターネット上にためになる情報がどんどん増えていって、それはブログの流行で爆発的に増えて、インターネットで検索すればたいていの問題は、答えが見つかるようになった。でももう情報は飽和してるんだろうかな。


 インターネットは一度掃除して、キレイにして、また作り直した方がいいかもしれない。大洪水を起こしたくなる神様の気持ちがちょっとわかる。