インフレに対する感覚

私はインフレが騒がれていた時代には生きていなくて、ちょうど経済に興味を持ち始めるような年頃には世間はデフレデフレと言っていた
私がほんのまだ小さかったころの記憶で、物の価格が値上がりしたっていうのは、30円のビックリマンチョコが50円になったり、500円のウルトラマン人形が700円になったり、アイスクリームが60円で買えてたのが100円出さないといけなくなったり、ガンダムのプラモが300円だったのに、500円になって600円になったということだけど、あれがインフレだったかというとよくはわからない
ともかく、私の印象では、ここ十数年はインフレではない。物価は上がっていない気がする。今の子供たちは、物の値段は一定で変わらないものだと思っているんじゃないかと思う
物価の上昇率はこんな感じなんじゃないかなーと想像してみたりとか



というわけで、実際はどうなのか調べてみたよ

消費者物価指数

消費者物価指数
全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するもの。

消費者物価指数 - Wikipedia

物価の変動は、この消費者物価指数(CPI)を見ればいいみたいです
それで、実際に総務省の統計局ホームページからデータをもらってきてグラフにしてみると、

ほら、やっぱり!
1992〜1994年あたりから、伸び方が鈍くなっています。まさに最初に私の感覚で書いたグラフのとおりですよー
まあ、実際にはグラフは真っ直ぐではなくて、落ちてる時もあったりで、あんまり記憶に残っていないけれど、本当にデフレだった時もあったんだなぁとは思いましたが。
でも、1992年からこれでは、今20歳の年代くらいの子たちが物心ついた時にはもうインフレは終わってたということです
これって大変なことですよ
高度経済成長の中インフレと戦っていた団塊の世代と、これからの日本を背負っていく世代(新しい有権者たち)とでは、全く経済に対する感覚が違うってことですからね
いや、ある意味、インフレをよく思わないという点で一致するかもしれませんけど




まあ、これといった結論は書けないけど、途中から、これって夏休みの自由研究みたいだなぁと思いながら書いてました
(;´Д`)何がしたかったんだろう私は(現在、午前4時…)

追記

もうちょっと書いてみる
私自身のインフレに対する印象は、「よくない」と思ってるわけではないけれど、ただ「面倒くさいなぁ」という感じ
だって、経済成長したって給料は増えないってわかってしまったから
仮に、もしインフレになって、パンを100円で買えてたのが200円でないと買えなくなって、毎月の食費が3万円から4万円になったとしても、何にも行動をおこさなかったら給料は上がらない
インフレで物価が150%に増えたとしても、給料が150%増えるわけがない
給料を増やしたかったら、出世するか、転職するか、雇用主と賃金交渉が必要なんだと思う
これって、たとえインフレが深刻なものになって、社会を騒がせ、日本全体が大騒ぎするようなことになったとしても、だ
とすれば、現状で不満のない保守的な人間たちには、インフレは悪である
私が保守的かというと、どうだろう? そういう面はあるかな
はやくこのラットレースから抜け出したいとは思っていても、行動には起こせてないし