お金ってなんだろう。

お金ってなんだろう。

お金は今の社会を生きていくために絶対必要。
だから金銭のやりとりには慎重にならないといけない。

お金を貸したり借りたりする関係とは、債権者と債務者になるということである。
債権者と債務者の関係になったら、もう友人でも無いし恋人でも無いし親戚でも無いし、夫婦でも無い、兄弟でも無い、親子でも無い。
ただの債権者と債務者。今までの関係は崩壊する。
だから相手が誰であろうとお金を貸しちゃダメ。個人から借りちゃダメ。

本当に困っている人がいたなら、その人を助けたかったら、お金を渡してはいけない。
その人が本当に必要としている物を与えるべきである。
お腹がすいているなら食べ物を、着る物がないなら古着を、悩んでいるなら知恵を、
生活に困っているなら職を(これは個人では難しいけど)…。
寄付だって、そのお金が直接困っている人に渡されるわけじゃない。

お金は何かの対価として与えられるべきだ。

子供に対してだって、生活の面倒を見て、学費を負担して、必要なものを買い与えて、自立できるように支援して、
それで十分親の責任は果たしている。
本当なら親子でだって金銭のやりとりは発生しない。
小さい子にお小遣いを与えるのは、お金の使い方を学ばせるための教育の一環だろう。必要以上に与えてはいけない。

お金を渡しちゃうのは簡単だけど、それは絶対自分のためにならない行為だと思う。
人に与えるって、お金のことじゃない。